じかんのむだ

読んで時間の無駄にならないようなブログを目指して。

LFJ2014に行ってきました

f:id:CBX:20140504005759j:plain

 有楽町の東京国際フォーラムまでLFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)2014に行ってきました。今年で10回目だそうです。考えてみれば初回の2005年から行ってみたかったのですが今年までなぜか行ってませんでした。特に雨が降ってたりはしなかったのですが・・・。

 特に何を見るかは決めてなくて着いた時点で取れるチケット取ろうと思ってたら結構売り切れの公演が多くて結局でかいホールAのベートーベンに。運命。学校の授業で第一楽章しか聞いたことなかったのでまあいいか、と。

 公演チケットを手に入れるとガラス棟の地下の展示ホールに潜入することができるようになります。物品販売とか無料のキオスクコンサートを間近で聞けます。で、潜入して最初のキオスクコンサートが「運命」。被るのかよ!まあよかったです。あとはオペラとかありましたね。一公演が20~30分程度の短いものですがバラエティにも富み、そこにいるだけでも楽しいです。

 また、東京国際フォーラムだけでなく有楽町~丸の内エリアの多くの場所でも無料で鑑賞できるコンサートが開催されます。私は歩きまわるのいやだったので行きませんでしたが、歩きまわっていろんな所で聞くのも楽しいでしょう。ガラス棟とホールのあいだのスペースでも誰かしら演奏してたりするのでビールやらワイン片手に聞いてもいいかもしれません。

 4時間ほど展示ホールで時間をつぶし、ホールAへ。B席で一番後ろの席を取ったのですが結構広い。こんなんで小さい音聞こえるのかなーなんて不安になってみたり。結構早めに入って眺めてたら公演始まる前にはほぼ満員に。埋まるんだなー。

 演奏が始まると先の心配は杞憂だった。小さな音までちゃんと届く。まあ当たり前ですが。プロはやっぱり違いますね。昼聞いたアマチュア楽団とは全然違う。こう書くと失礼な感じですが、アマチュア楽団が下手って言いたいわけじゃないんです。聞いた環境にも寄っていると思うのですがプロがちゃんと音響管理されたホールでされた演奏は一段も二段も違いました。ホールの音響設計にもびっくりしました。

 公演の50分、あっという間でした。いやー、普段電子楽器ばっかりの曲聞いてますが、生楽器いいですね。クラシックいいですね。クラシックはたまにインターネットラジオで聞くくらいなのですが公演の曲目もベートーベンの運命と分かりやすいのもあり生楽器の生演奏に圧倒されました。1500円でこれならお釣りくるなぁと思いました。

 ということで、音楽のジャンルがなんであれ音楽が好きな人なら間違いなく楽しい1日になると思います。1公演時間が短いですがその分安いですし、有料公演が行われる東京国際フォーラム、よみうりホール、よみうり大手町ホールはそこそこ近い(よみうり大手町ホールはちょっと離れますが)のではしごもしやすいです。私みたいにホールAのB席1500円のチケット取って展示ホールのキオスクコンサートに張り付くのもいいかと思います。広場で酒飲みつつ音楽を聞くのもいいと思います。音楽ジャンルはクラシックという固い素材ですがLFJはそれを可能な限り柔らかく調理しています。

 4日、5日暇な人は行ってみるといいと思います。クラシック音楽の新しい楽しみ方が見つかる、そんな1日になると思います。是非。