じかんのむだ

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TEACのUD-H01を買った

商品発表の頃から欲しくてやっと貯金が目標額になったので買いました。ヨドバシで45100円でした。アマゾンだとこちらです。まあヨドバシはポイント分高いと言う事なのでしょう。

 

今まで使ってたのがTOPPINGのD2だったのでそれとの比較等を。

 

フットプリントはD2の約2倍。ちょっと横に長いです。XLRのコンセントついてるから仕方ないですね。入力はUSB、TOSLINK、同軸デジタルの3系統。アナログの入力はありません。D2はあったんですけどね。出力はXLR、RCA。ヘッドホンの接続の有り無しに関わらず垂れ流しです。

 

うちはPC→DAC/HPA→メインアンプ→スピーカーという構成で、ヘッドホンは基本つなぎっぱなしにしてスピーカーから聴くと言う事もやっていたので同時出力は外せないなですけど、これはそうであった。ありがたい。出力はFIXですね。Dr.DAC2みたいにボリュームでいじることはできません。俺的にはFIXの方がいい。ちなみにヘッドホンで聴く時はどうしてるかというと、アンプが2系統入力なので何もつながってない方の入力に切り替えてます。基本通電しっぱなしですね。デジタルアンプだしそんなに電力食わない。

 

ドライバをインストールし、接続。と思ったらUSBケーブルが付いてこない。仕方ないのでD2で使ってたのをそのまま使いました。PCオーディオ向けの機器なのにUSBケーブル無いってどういう事だ。誰もが1m数万するケーブルを別途用意するわけじゃないのに…。USBはPC、同軸デジタルはPCのオンボードの同軸出力とつなぐ。TOSLINKはPS3につなぎました。GLASS BLACK(初代。リンク先はGLASS BLACK2)なのでサンプリング周波数が100kHz超えても音が出ます。一般のは96kHzまでというのが多いです。

 

では聴きましょう。PS3起動するのめんどくてUSBと同軸デジタルしか試してませんが…。ヘッドホンはゼンハイザーのHD650、スピーカーはLS-VH7です。LS-VH7は役者不足な気もします…。

 

音を聴いて最初に思ったのは「静かだな」ということ。音量が低い訳じゃなくて、ノイズがかなり小さいと言う事。D2でも知覚できるほどノイズがあった訳じゃありませんが、一聴してわかるというのは面白いです。あとDACチップ2個使ってデュアルモノラルになってるのでチャンネルセパレーションがきっちりしている。解像度も上がって聴こえる音が増えました。D2だと埋もれていた音があると言う事か。

 

あとオカルトっぽくてアレなんですが「空気感」というのが変わった気がする。多分リバーブのかかり方が分かるのでそう思うんだと思う。もしかしたらアップサンプリングの恩恵なのかもしれない。

 

そう、この機種、入力がどのサンプリング周波数でも192kHzまでアップサンプリングするのです。人によっては好き嫌いが分かれるのですが、この機種ではいい方に働いている。192kHzで入れて100kHzにコンバートされる機種よりは全然いいと思います。アレは損してる気がして買えませんでした。

 

閑話休題。いろいろ聴いて感じるのはどのジャンルもそつなくこなすなぁと。リファレンスシリーズとして謳われている事はあります。

 

あと若干気になるのはシグナルロックする時にリレーが「かちゃっ」と鳴ること。いろんなサンプリング周波数の楽曲を聴くときには結構うるさいかも。これさえなければ5段階評価の5だったのだが…。

 

でもまぁ、総合的に見ればオススメです。Buy Now!!