もう、ラ・フォル・ジュルネのないゴールデンウィークは考えられなくなってきたばりっぴです。どうも。2015年あたりからコロナで中止になった年は除いて毎年行っているようです。

今回は猛烈にお金が無くて、帝国ホテルのソフトクリームも買えないほどで、なぜそんなギリギリの時に電車賃かけて行ってるんだって話なんですが、やっぱり生演奏が聴きたくて…。
今年は1日1公演ずつの3公演を聴いてきました。以下、簡単な感想をサラッと書きます。


初日に渋さ知らズを聴きました。ヴィヴァルディの「四季」を中心に、との事でしたが、まあフリージャズの良いところで何が何だか分からなかった。
もう演奏開始直後のエレキギターが爆発しまくりで指揮者の不破さんも「どうなってんだこれ」みたいなリアクションをされていました。めっちゃ爆音。気合が入りまくっていました。
爆音、耳には悪いけど、音圧を体で浴びるといった向きでは大変に健康に良いとされます(?)。もうね、圧倒的なパワーをいただきました。
とても良かったです。


2日目は林英哲を聴きました。これ聴かなかったらレオナール・藤田さんを知らなかった。こっちは普通の音量でしたが、和太鼓の音は腹に来る。そしてやっぱり好きな太鼓のジャパニーズグルーヴ。もうノリノリでした。
演奏後、SNSにアップする用の写真を撮ってもいい時間がありましたが、スマホの電源を切っていて、起動するのに時間がかかり林さんとそのお弟子さん達の写真は撮れずじまいでした。残念。


ガーシュウィンとワクスマン。というか2時間近くも公演があって座っててケツが痛くなりました()。
ワクスマンのアルテミスへの夢は管弦楽版が日本初演だったそうです。通りで知らない。現代の作曲家なんですね。
3曲やりましたが、どれも良かったです。ラプソディー・イン・ブルーはポール・レイ トリオのポール・レイさんがアレンジをしていて、まあジャズだった。わりかしにぎやかな曲ですがさらに華が増していたように感じました。
さて、ラ・フォル・ジュルネに行っても渋さ知らズだったり林英哲だったりでなかなか本筋のオーケストラ等を聴かない私ですが、まあ、ほかにもそういう人いそうですよね。今回のホールAトリの公演もわりかしジャズめいていたし。
3日目、早めに席について座ってて、ふと後ろを振り向いたらラ・フォル・ジュルネのボスであるところのルネ・マルタンさんがいらっしゃって声を上げそうになりました。舞台側にいらっしゃったのは見たことあったがこの近距離で拝見したのは初めてだったのでした。
こういった良いこともあり、3日間東京国際フォーラムに入り浸ってキオスクコンサート等音楽聴いてやっぱりゴールデンウィークはこれがないと虚無だなぁなどと思いました。
来年もあったら行くぞ行くぞ行くぞ。
あとどうでもいい話としてラ・フォル・ジュルネに行き始めて10年でした。
チケットも安いし、音響は良いし、カジュアルにクラシックを聴ける場なのでこれからも続いてほしいと思いました。
特にオチはありません。ばりっぴでした。