ども、ばりっぴです。今回は久しぶりのラズパイオーディオの話をします。
このrAudioってのを試してみました。なかなか良かったです。割とスッキリした出音だと思いました。
VolumioやMoOdeがdebianベースのディストリビューションであるのに対して、rAudioはArch Linuxベースとのことです。
このVolumio、MoOde、rAudioの3つがmpdを使うラズパイオーディオ向けディストリビューションとして有名です。rAudioがArch Linuxベースということでdebianよりはシステムをスリムにできるのかな。また、スリムになることにより、余計なプロセスが走っていない(だろう)ということは音質的にはプラスに働きます(まあ、微量ですが)。
Raspberry Pi 5が出て久しいですが、ラズパイオーディオをやるにはオーバースペックですし、なんと言ってもファンレス運用が難しい。個人的にはファンレス運用ができるRaspberry Pi 4Bもしくは3B+を推します。と書きましたが、3B+は電源がUSB MicroBなのでUSB-Cな4Bの方がいいと思います。
また、上記のこれらのOSはRaspberry PiにUSB DACをさすことで音が出ますが、Raspberry Piの拡張コネクタにさすいわゆる「HAT DAC」または「HAT DDC」を追加することで、ラズパイオーディオの真価を体験できます。
有名なのはこのHifiberryですが、互換品が大量に出回っています。DDCは、
やっぱり有名なのはHifiberryですが、これもまた互換品が大量に出回っています。
Raspberry Piの電源はUSB-Cから取ります。Raspberry Pi 5では5V5Aを要求し、専用のACアダプタが必要になりますが、4Bや3B+であれば5V3Aでガッツリ働きます。
つまりこういうのが使えるわけです。ちまたではRaspberry Pi専用ACアダプタよりも、GaN採用のUSB PDアダプタの方が音がよい、ということになっていますので、あるものを使えばいいですし、また、音が良いと評判のUSB PDアダプタを別途購入するのもいいと思います。
あと、必要になるのはmicroSDカード、USB C-Cケーブル、Raspberry Piのケースですが、
HAT DACないし、HAT DDCを付ける前提ですのでこういうのがいいと思います。実際このケースでファンレス運用してますが、熱暴走で落ちたことはないです。
microSDカード、USB C-Cケーブルはあるものを適宜使えばいいと思います。ディスプレイ、マウス、キーボードはあればいいですが、基本的にヘッドレス導入、運用をするので、無くても大丈夫です。
是非「安物だし、どうせPCオーディオだろ」と思わず、また思ったとしても個人的にはラズパイオーディオを試してみてほしいです。1万円ないし2万円程度の出費でびっくりする音が出ます。
こちらからは以上です。ばりっぴでした。