どうも。ばりっぴです。
上記の24時間配信の中のイチ番組で紹介されていた「TAGO STUDIO T3-01」、日本コロムビアの柏谷さん(日本コロムビアでアイマス関係のCD制作を統括しているえらい人、通称「エライ谷さん」)がオタクの早口でまくし立てるほどすごい(らしい)ヘッドホン、のコラボモデル、どうしても欲しくて。
ただ、通常のT3-01でも5万円オーバーというヘッドホンではなかなかない値付けで、さらに未発表のハイレゾ音源が付いてきて、コラボ代も合わせて約9万円というお値段になっていました。
でも、初回販売時は5分で売り切れ、それを受けてやった第二次販売もやっぱり5分で売り切れ。第三次販売は抽選という形になって、ようやく買えました。で、土曜日にやっと届きました。一個一個手作りらしいので時間がかかる模様です。
昨日届いて、まずやったのは楽曲のバックアップ。USBメモリですからね。いつ蒸発してもおかしくないので。
で、TuneBrowserで聞いてみたのですが、ビックリしましたね。高いヘッドホンはゼンハイザーのHD650を持っているのですが、それともまた違う方向性ですごく素晴らしい音でした。細かい音まで聞こえるけど疲れる感じがない。
一言で言うと「良い」。二言で言うと「めちゃめちゃ良い」。
アイマスのプレーヤーって結構年行ってるのが多い(15年もやってりゃ15年選手というのもいるわけで)ので金はあるんですよ。でも「コラボしました-」って言っても何から何までホイホイ買うわけでもなくて(もちろん全部買うおじさんもいるけど)、「本当に良いもの」とか「本物」にカネをつぎ込む傾向にあって、成功した例としては「江戸切子」とかですかね、これもシンデレラガールズのアニメの時に取材をさせていただいた縁でコラボ企画をしたそうですけど、本物の職人の作り出すものは本当に美しく、一番高い値付けになったウイスキーグラスも倍率が10倍どころではなかったとの噂を聞きました。最近だと「備前焼」ですかね。シンデレラガールズのアイドルって変なアイドルが多くて、その中でも窯元の娘でアイドルになった子がいて、その子の担当プロデューサー(いわゆる「推し」と考えてください)が備前焼のクラウドファンディングにつぎ込んで、それが商工会だかの目にとまりコラボと相成り、ものがすごく良さそうに見えて、やっぱり5分で売り切れました。
逆に失敗した例だとアイマス初期メンバーのプロジェクトとコラボしたONKYOのフルワイヤレスイヤホンですかね。型落ち品にロゴをつけただけだったんで「全部買うおじさん」以外で買った人はあまり多くなさそうな雰囲気でした。「好評につき期間延長」とのちにでてましたが、好評なら売り切れてるんですよ、アイマスだと。
後半、ヘッドホンと関係ない話しましたけどこれでアイマスプレーヤーの習性を分かっていただけたらコラボもしやすいのでは、と思い、書かせてもらいました。
ぶっちゃけて言うとキャラクターが描かれていなくてもいいんですよ。江戸切子もシンデレラガールズのロゴすら書いていないタンブラーも売り切れましたし、備前焼もその子が作り上げるであろうと「イメージした」湯飲みでしたし。
作り手の熱意が伝わってくればこちらはきちんと受け止めます。
しかし、ヘッドホンのシリアルNo、1469番とかだったんだけど9万円のものがこれだけ売れたのすごいな…。
以上、ばりっぴでした。